小雨が降る日でしたが、それもまた良かった
すっかりこの「テンペスト」の魅力に取り付かれた私。今まで何度か首里城へいきましたがガイドさんに解説してもらったのは一度だけ。
普通、一回でもガイド付きで回れば満足しそうですがこの本の怖いところは「首里城通い」がしたくなる魔力があります(笑)
そんな私にぴったりな、そうでもない人でも楽しめるツアーが紹介した「テンペスト体感ツアー」のモニターでした。
「テンペスト」沖縄体感ツアー監修・上里隆史インタビュー
こちらは、このツアーの監修を行った「目からウロコの琉球・沖縄」シリーズでおなじみの上里先生のインタビューです。
小躍りする気持ちを抑え、ツアーの当日はなんとテレビカメラもいます!
ドキドキです。
その日のガイドさんは、監修をした上里先生。鼻血が出そうな贅沢。
もう、乗り込んだバスの中は一同静かな興奮に包まれました!
小雨の降る中ら、今まで何度となく行った波の上宮へ。
ではなく、波の上宮のお隣にあります「ゴコクテンプル」こと護国寺へと行きました。
こちらは琉球王朝時代に布教で沖縄に滞在していましたベッテル・ハイムの滞在していたお寺です。
本から引用しますと「ゴコクテンプルに監禁されている!」です。
監禁は言い過ぎですが、当時キリスト教は日本国が禁止をしていましたので、沖縄的にも御法度の宗教です。
面白いお話を聞きました。
沖縄は、仏教、それも真言宗が盛んで梵字の魔除けを
石敢當(いしがんとぅ)ヨロシク作っていたりととても緩やかな外来宗教の受け入れをしていたそうです。
ただし、女性の神様が(女性キャラ?)が好まれていたとの事。昔から、神事は女性が行っていた沖縄らしい話だと思いました。
ベッテル・ハイムがキリスト中心の話でなくマリア様を軸とした布教を行っていたら…もしかすると沖縄にもキリスト教が広がっていたかもしれないですね。
現在、米軍基地があるおかげでキリスト教会が県内のあちらこちらにあるのを見たら、きっと『I did it!』と喜んだかもしれない。
なんて思いながら、護国寺を後にしました。
さて、
こんな調子で全行程を書いていますとblog記事が超長編小説になりそうなのでかいつまんで…。
その後は、孔子廟をみたり識名園へ行ったりもちろん、首里城へも行ってきました。
全て丁寧な解説付きです。移動は、これまたラクチンなタクシー観光。
解説は、当然「テンペスト」に沿っての説明です。ですが、本の世界を通して見る琉球もこれまた新鮮でツアーの間中、新しい発見に「知る喜び」さえ感じるツアー内容でした。
空気が変わる!?玉陵は神聖な雰囲気
本当は、あれもこれも書きたい事が沢山ですが、ここで私が事細かく書いてしまいいわゆる「ネタバレ」になっては申し訳ないので、このくらいにしておきます。
このツアー、三月いっぱいで終了となります。
ちょっと変わった沖縄ツアーとお考えの観光客の方にはもちろんの事、沖縄って実はあんまり知らないのよね〜。というウチナーンチュにも行って欲しいツアーです。
ただ、リンク先では「プログラムは終了しました」となっていますので興味のある方は、旅行企画を行っています㈱近畿日本ツ-リスト沖縄さんへお問い合わせをしてみてください。
近畿日本ツーリスト TEL098-866-1555 kok-syohin@gp.knt.co.jp
こちらに、
【著者】池上永一×【歴史家】上里隆史「テンペスト」沖縄体感ツアーの魅力を語る!! というページがありますので興味のある方は合わせてお読みください♪
テンペスト ドラマ化!
ツアーとは直接関係ありませんが、この「テンペスト」がNHK BSプレミアムで今年ドラマ放送が決まりました!
で、なんとですね〜我らがRobさんはオーディションを受けてきました。
もちろん大道具…ではなく、登場人物の一人としてです!
結果はまだ届きませんが、皆さん楽しみにしていてください〜。
良い報告ができるといいなぁ。