・・・と、その前に。
この二つのツアーは同じ日に時間差で参加しまして、普段、だらりんと過ごしている私にはナカナカ体力的にもきついんじゃないかと、一人で勝手に心配していました。
小禄~が、午前10時に始まり終わったのが12時半ごろ。その後、少しガイドさんや一緒に参加した方とおしゃべりをしていると時間はあっという間に1時になっていました!
首里城の「女ものがたり」は、2時スタート。。。
うーん。車で行くべきか、それとも目の前にある小禄駅からモノレールで行くか…。悩む事10分。その間にちゃっかりお昼を特急で済ませました。
ご飯を食べ終わると、「やっぱり普段乗らない ゆいレールにしよう♪」と、急いでホームに向かいました。
「ふんふん。首里までは290円なのね。」
と切符を買って改札口に向かおうときびすを返した瞬間、目に飛び込んできたのは
【とってもお得!一日乗り放題券!!600円】
がーん。。。
でも、でも、片道ずつ買ったほうが20円安いし。別にいいかと、気を取り直して車両の中へ。
私は、すぐに開いている席に腰を下ろし若いふりをするのは放棄。3時間歩き回ったふくらはぎを休めました。
「時間に間に合うかなー」
とあたりをキョロキョロしていると、またもや一日乗り放題のチラシ。しかも、今回は座っているので、さっき目に飛び込まなかった文字まで読めます。
「乗り放題券を提示すれば、割引になる施設があります」
・・・やっぱり買っておけばよかった~~!
絶対、首里城もその施設の中に入っている可能性大。そんな軽い後悔を感じながら、首里駅へと到着しました。
首里城に着くと私のほかにもう一人女性がいましたが彼女は、「首里城 琉球王国への誘い」コースでした。
この青い旗が目印でーす
たくさんの団体旅行やお客さんに囲まれ、いよいよ首里城「女ものがたり」がスタートしました。
その日、ガイドをしてくれた方は男性でしたが、こちらもたっぷりの知識と史実をドラマティックに仕上げてくれる素敵なガイドさんでした。
お名前を、ちゃんと聞いておけばよかったーー。
守礼の門の前で、まず止まったので『んー。また同じようなお話を聞くのかな~?』と、内心思いました。
というのも、実は、1年前、研修で首里城のガイドさん付コースを回っている私。
すると
「今回は、女ものがたり。ということで、スタンダードな説明はだいたい割愛しますね♪大丈夫ですか?」
とサクっとスタート。ほほう。上級コースってか? これは嬉しい♪
奇跡の一枚!誰も入り込んでいない守礼門の写真♪
ということで、この始まりの言葉通り、内容は首里城にまつわる
女性のお話。
首里城リピーターの方や、
池上永一さんのテンペストを読まれた方にはたまらないコースとなりました。
コースは2時間程度と決まっていましたが、私があちこちで写真を写したり、質問をしたりと脱線の連続で時間をオーバーしちゃいました。
途中、他の一般の方が
『一緒に説明を聞いててもいいですかー?』
と、言ってきたのですが
「今日はプライベートツアーでして…申し訳ないのですがご遠慮ください。案内の方に尋ねるとガイドもいますので、そちらをご利用してはいかがですか?」との事。ただ断るだけでなく、アドバイスまでしてあげるって親切な方だなー。と感心しました。
しかも
「プライベート・ツアーでして…」
って、奥様。こんな事いわれたら くすぐったくって仕方ありません。女性陣の一瞬の羨望のまなざし。実録!首里城 女ものがたり。 でした(笑)あはは。
小走りで漏刻門の中へ。お気に入りの一枚になりました。
首里城をバックに、衣装がバッチリ決まっています。当時を偲ばせてくれますね。
コースの途中では、ちょこちょこと休憩を入れてくれたりと、ペースを見ながら案内してくれたのも嬉しかったです。
ガイド中、これから公開される予定の場所などの情報も教えてくれたりと、説明を聞くだけでなく「また来なくちゃ!」と思わせてくれるテクニックも心憎かったです♪
帰る頃には、年間パスポート。の文字が頭に浮かびました。
今年から公開された女性用の通用門だった淑順門。夕日に映えて綺麗でした。
もし、首里城へ行く予定のある方、ぜひこの
まちまーいのガイド付きコースはお勧めですよ~。
心地よい疲れの中、帰りのゆいれーるの中から見る首里の風景はちょっと一味違う感じがしました。
琉球ロマンに浸りたい、そんなあなたにおススメでございます。
全部、詳細に書きたかったけど、もったいないので(笑)この辺にして、今回の
「那覇まちまーい」レポートは終了です。お付き合い、ありがとうございました。